Only Live Onceとは
About Only Live Once

家庭の養育に何らかの問題を抱える社会的養護の子ども達に安心安全な生活を提供し、成長を見届け、自立しその先まで共に生きて繋がりを持ち続けることを目標としています。
この団体は児童相談所のOB、一時保護所の非常勤者とその仲間で構成しております。
一時保護所とは、要保護児童を家庭から分離し、状況把握・アセスメント・支援の方向が決定するまでの間、安心・安全を保障し職員と共に生活をする場所です。
昨今の児童貧困率の増加から要保護児童は年々多くなっています。
その中には、全身痣だらけの子、他の兄弟と差別される子、夜中に路上で保護される子どもなど、厳しい環境の中で生きてきた子ども達です。
その様な中施設が不足しているために、1年近く保護の状態になっている子どもが大勢おり、一時保護所に子どもが長期間滞留することは社会的問題となっています。
このままでは子ども達の未来がつぶされてしまうと危機感を覚え、社会的養護の一端を担いたいと有志が集まりNPO法人の設立を目指すこととしました。
当NPO法人は、中心的事業をファミリーホームとしておりますが、里親制度の中に組み込まれているファミリーホームの運営が行政より許可されるまでには、数年の期間がかかる予定です。
その他社会的養護卒業予定の子どもに対する支援や、18歳以上になった社会的養護の子どものその後を見守る事業、また心理的ケアに関連する活動等様々な取り組みを考えております。
Only Live Onceの由来

「You Only Live Once」は、「人生一度きり」に由来しています。
出生や養育上のいろいろな問題から解き放たれ、自身からスタートする気持ちで、何度もホームベースを踏み、そこから再度出発できる。
そのような存在でありたいと願い、この団体名としました。
自分自身の人生を輝かせて、あなたらしく自由に自分らしく生きて欲しいという願いを込めています。